2018-01-01から1年間の記事一覧
先日の出来事で東恩流のメンバー全員が意識が変わってきていることは間違いない。将来が楽しみである。人間性のないものに教えてもまったく上達は見られないが、素直な人間に教えるとこんなに上達が早くなるということが実感できた。こんな嬉しいことはない。
東恩流の基本動作の中で肘が脇から離れて突いた場合、威力が半減するため、東恩流では基本ができてないとみなして突きだけの稽古をさせます。空手の基本はやっぱり突き、蹴り,受け、掛け手です。突きや蹴りもできないのに投げ技や関節技に入ること自体が滑…
基本をやればやるほど、自分の体の部位の力関係が分かってくる。口で説明してわかるようなものではないことが分かった。これが分かってくると基本稽古の面白さが倍増する。
どんな立ち方でも全身に力の入る立ち方をしないと納得のいく突きができない。人によって力の入る立ち方が微妙に異なる。きれいに見える形が威力のある突きを出せるわけではない。体幹のバランスだけでなく、全身部位の角度、方向にも関係してくる。
東恩流空手の基本にはレベル1~レベル5まであると考えてよい。型を覚えることだけに専念して基本を疎かにすると空手のレベルは全く上がらない。疎かにしているわけではないが、間違った基本の稽古をしていくと全く、上達しない。空手の基本はどこの流派も…
東恩流のサンチンをする時に特に気を付けなければならないのは姿勢である。横隔膜を広げるのと胸を張るのとは意味が異なる。胸を張った状態で基本をしてもすべてがおかしな動作となるのでこれだけは最初に修正しよう!通常の歩く動作に手を広げれば、自然と…
東恩流空手は特にサンチンが難しい。他流派のようにサンチン立ちで移動する時は体をユルめるという考え方はない。東恩流の場合は体を締め上げた状態で移動するので2年~3年で基本を身につけるということが難しい。この基本ができて、正しい突きと蹴りがで…
今までやっていたスポーツ空手では準師範まで取得しており、当然、その流派の段もあり、全空連の段位も持っていたが、それをすべて捨てました。理由は東恩流空手と今のスポーツ空手ではすべてとは言わないが、相反するところが多くあるということが分かった…
神崎先生から、サンチンは特に指導されました。神崎先生から「昔、自衛隊でサンチンばかり3ヶ月やらせたら最初は100人ぐらいいたのが2~3人になってしまった。」ということをよく聴きました。足の親指に上から釘を刺したような状態で親指をまったく動か…
神崎先生に初めてお会いしたのは36年前の夏であった。同じ宇佐市出身であることから、基本から指導していただいた。確かこの時、神崎先生は53歳だった。私もこの時はスポーツ空手をやっており、基本もすべてが違うことに愕然となった。それから5~6年…
東恩流空手の基本はサンチンの締め上げることから始めるが、この締め上げることが理解できない限り、東恩流空手は語れない。神崎先生から指導されたことは「最初の3か月間はまずはサンチンだけをやらなければ、上達しない。全身を締め上げることからはじめ…