全身をつなげないと瞬時に力は出ない。全身をつなげるためにはサンチンが重要な役割をする。呼吸と動作を連動させることで全身の各部位の力の配分が分かってくる。

サンチンは体を鍛える（締め上げる）ための型であると同時にどこの部位に力が入っているかの確認ができる。気とかマインドとか言う言葉を出すこと自体、サンチンが分かっていない。

肘と丹田の力の入れ方により握りの強さも変わってくる。拳１個分を叩き込むには常にこの関係を意識しながら稽古すること。

基本稽古をする上で、拳１個分という意識は大変、大事であるということが分かった。東恩納寛量がサンチンを開手から拳に変えたのが理解できる。

やっぱり、基本は大事ですねぇ。基本ができないとどんなに型の数を覚えても上達はしない。１本の突きさえ分かれば、後は応用である。体が勝手に動いてくれる。

サンチンによる力の加減がすべての技に通じる。サンチンをやれば、他の型はしなくてもよいと昔から言われておりましたが、その意味が漸く理解できたような気がする。東恩流の稽古はサンチンで始まり、サンチンで終わるという意味が分かった。

瞬時に全身を締め上げることができるようになれば、技が自然と出てくるようになり、心地よい気分になる。

全身に力を入れるためにはそれぞれの部位に適度な角度と位置がある。その角度と位置がわかれば自然と力が入ってくる。全身に力がみなぎる感じがある。

Facebookを立ち上げているが、型の動画などは載せるべきではない。動画は細かいところが分からないことと、動画が一人歩きして全く違う型になってしまうことが多い。

骨を動かすと全身が大変、心地良い気分になります。

サンセールで相手の足をとる技があるが、とる前に相手をのけ反らせるための技をかける必要がある。

相手の突きをさばくには下から上に受けるのが相手を崩しやすい。相手を崩してからの攻撃が最も効果的である。

身体を締め上げると全身の各部位が伸びた状態となっているため、いつでも攻撃ができる体勢となる。

前から猛烈に突進されても耐えられる立ち方にしなければならない。その力を相手に返すことでこちらの攻撃が倍増する。そのためには締め上げるしかない。

全身を緩めないようにするためには下半身をしっかり締め上げて肩甲骨を意識するしかない。それと常に相手を意識すること。

型の分解をたまに行うが、基本が出来ていないと型の分解が型の一つになってしまう。基本を何度も繰り返し行なって自然と技が出るようにしなければならない。型を覚えて、分解を覚えて、うわべだけの型になってしまうとそれ以上の上達はない。

下丹田から肘にかけて力を絞り込みながら入れると全身に力が入る。これはすべての動作にあてはまる。脇が締まってないと肘に力は入らない。その前に下半身を締め上げることは大前提である。よって、サンチンができないと上半身は締まらない。

東恩流空手の稽古を昨日は１８時過ぎから行ったが、その前に相撲の千秋楽を見て稀勢の里の優勝には大変、感激して涙が出てきました。捨て身の投げ技が上手く決まりましたねぇ。やはり、これも勝ちたいという執念が見えない力となって現れた感じがします。東…