東恩流空手の基本
東恩流の基本動作の中で肘が脇から離れて突いた場合、威力が半減するため、東恩流では基本ができてないとみなして突きだけの稽古をさせます。空手の基本はやっぱり突き、蹴り,受け、掛け手です。突きや蹴りもできないのに投げ技や関節技に入ること自体が滑稽に感じる。突きや蹴りには完ぺきはない。永遠に求め続けることが東恩流空手の醍醐味である。
先週の東恩流空手の稽古
基本をやればやるほど、自分の体の部位の力関係が分かってくる。口で説明してわかるようなものではないことが分かった。これが分かってくると基本稽古の面白さが倍増する。
先日の東恩流空手の稽古(基本)
どんな立ち方でも全身に力の入る立ち方をしないと納得のいく突きができない。人によって力の入る立ち方が微妙に異なる。きれいに見える形が威力のある突きを出せるわけではない。体幹のバランスだけでなく、全身部位の角度、方向にも関係してくる。
東恩流空手の基本
東恩流空手の基本にはレベル1~レベル5まであると考えてよい。型を覚えることだけに専念して基本を疎かにすると空手のレベルは全く上がらない。疎かにしているわけではないが、間違った基本の稽古をしていくと全く、上達しない。空手の基本はどこの流派も同じと思ったら大間違い。この基本の稽古こそが上達の鍵を握る。
東恩流空手のサンチン
東恩流のサンチンをする時に特に気を付けなければならないのは姿勢である。横隔膜を広げるのと胸を張るのとは意味が異なる。胸を張った状態で基本をしてもすべてがおかしな動作となるのでこれだけは最初に修正しよう!
通常の歩く動作に手を広げれば、自然と横隔膜は広がる。胸を張る必要もない。自然体で基本を行うこと。
東恩流空手のサンチンと基本
東恩流空手は特にサンチンが難しい。他流派のようにサンチン立ちで移動する時は体をユルめるという考え方はない。東恩流の場合は体を締め上げた状態で移動するので2年~3年で基本を身につけるということが難しい。この基本ができて、正しい突きと蹴りができるようになる。